緑色の大きな野鳥を、最近数多く見かけるようになりました。
ワカケホンセイインコという外来の鳥です。昭和40年代から、日本国内で野生化し始め、東京のいたるところで見かけるようになりました。
この鳥は、自宅のそばにあるブルーベリー畑あたりに居ついて、たえず隙あらば、実をついばもうとしています。農家側は、野鳥対策には手抜かりなく、網を張り、侵入しないよう対策を取っています。それでも、完璧な防御は難しく、ところどころにできた隙間から侵入しては、甘い実をかっさらっているようです。
東京都内では、ブルーベリー栽培が増えました。実家の近くでは、かつて多摩川梨を作っていましたが、ブルーベリーに切り替えたところを数多く見かけます。東京での栽培は、小平で始まったそうですが、手間がかからず、広い土地を必要としない利点が、東京での農業には適しているため、人気があるようです。
鳥は頭がいいので、ブルーベリー畑の位置を覚えていて、機を見ては収奪を試みています。ワカケホンセイインコだけでなく、ヒヨドリやムクドリなども狙っていますが、緑色の鳥は派手で目立つため、一層気になるものです。
ワカケホンセイインコは、農家にとっては害鳥でしょう。せっかく育てた実を食べられることがないように、手間がかからずに防御する手立てがほしいものではないかと思います。
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